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第3回 愛媛大学 キッズアカデミア 子どもコンテスト 審査結果発表
#こどもコンテスト
第3回愛媛大学キッズアカデミア子どもコンテストへご応募をいただき、ありがとうございました。厳正な審査の結果、入賞作品が決定いたしましたのでここに発表いたします。
–グランプリ———————————————————————————–
作品番号4 130枚 世界の情勢を変える男・小学2年(男)
工夫した点:同じような折り紙でたくさん試行錯誤した。船を折る前に紙をくしゃくしゃにする。理由は船に1円玉がたくさん乗った時、そのくしゃくしゃが水が上に登ってくるのをせきとめる役割を果たしたから。なぜ箱型になったかと言うと、最初コンテナ型とタンカー型がたくさん荷物が乗ると思って、タンカー型を作った。タンカー型は先端がカーブしていて、そこから水が入ってきた。なので全体をガードできる箱型の形状に行き着いた。なるべく壁が高くなるようにした。
審査委員コメント:舟を折る前に紙をくしゃくしゃにする工夫の効果に大変驚きました!一見するとぐしゃぐしゃな紙で無骨に思えますが、いかに多くの硬貨を載せるかに焦点を絞って模索を繰り返した、粘り強さが伝わってきます。非常に多くの硬貨をのせることができていて驚きました。
–準グランプリ——————————————————————————–
(1)作品番号19 59枚 はる・小学2年(男)
提出レポート→ はるレポート
工夫した点:形底の面積を広くする。両側のそりあがりがあるようにする。横は高さをつけて水が入りにくいようにする。
折り方・・しっかり折り目をつけておる。
のせかた・・一つのところに集中しないようにのせる。のせる前にしっかり形をととのえる。
しずんでも、一円玉がこぼれたり、ふねが壊れないようにした。
審査委員コメント:このコンテストのために実際の船を見学するほど調査に励んだ姿勢に感服しました!何度も実験をして改良を重ねており、研究開発者のようです。特に船底の角度を工夫し、両側をそり上がるようにして三角形を作ったのは素晴らしいです。沈んだとしても荷物がなくならないような工夫もされています。
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(2)作品番号18 66枚 みーちゃん・小学1年(女)
工夫した点:・よつばのくろーばーみたいでかわいい。・したのほうがおおきくて うえになるたびにちいさいから たおれにくいとおもいました。・さんかくのさきのところをうえにおって みずについてしずみにくいようにしました。・1えんだまを9こずつきれいにならべて かたむかないようにしました。
審査委員コメント:コンセプトが可愛らしく、一円玉を沢山積み重ねた状態で舟がしっかり機能しています。素敵な四つ葉のクローバーが可愛い。確かに可愛いです。底を広くし、上を絞った形は安定します。一円玉の並べ方も工夫されていて良いです。
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(3)作品番号20 87枚 はるくん・小学1年(男)
工夫した点:横幅の長い船にした(最初、箱のような形の船にしたら沈みやすかったため)。船の形もですが、1円玉の乗せ方を工夫しました。なるべく船の真ん中に乗せるようにしたら、たくさんなりました。考察の結果、重心が下がるから安定するのではないか?という考えになりました。浮力と重力の関係について、もう少し勉強したかったですが時間が足りませんでした(;_;)
審査委員コメント:なぜそうなるのかを考えながら改良を重ねるという研究心・好奇心に感心しました。体積や重心を考えて工夫している点がよく、図を使った整理や結果の記録も素晴らしいです。実験を重ねるにつれてのせることができる1円玉の枚数が大きく増えたのは、分析に基づく改良の成果です。
–舟ガール賞———————————————————————————–
作品番号11 125枚 しんちゃん・小学1年(女)
工夫した点:表面積が一定のとき、球にすると体積が最大となるため、球を模型として船を作りました。また、1円玉を入れるとき、均衡を保ちながら入れることに気をつけました。
審査委員コメント:球を模型した作品で、図形の性質を舟のデザインに応用しており、ユニークでその効果に関心しました!一円玉をのせる工夫もできています。
–イノベーション賞—————————————————————————
(1)作品番号17 早ちゃん・年長(男)
(2)作品番号1 なおちゃん・小学1年(男)
(3)作品番号3 むきなこ・小学1年(女)
–審査委員(50音順)—————————————————————————
浦塚カミラ彩 (イラストレーター)
エルッキ・T・ラッシラ (神戸大学国際人間科学部助教)
大貫麻美 (白百合女子大学人間総合学部教授)
鈴木 誠 (北海道大学名誉教授)
隅田 学 (愛媛大学教育学部教授)
谷川文章(浅川造船株式会社執行役員)
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